今日、公演に向けた稽古をしていた時に 講師の先生から言われたことが強く印象に残っている。
「お客は残酷。」
うまい芝居をしたら満足してくれるが
下手な芝居をしたらガッカリされる。
憎まれることだってある。
無責任だけどね。
って
ああ 悔しい
この言葉を聞いて気が付いた。私は自分本位で演劇をしていた。
自分がうまく演じたいから。自分が演劇を好きだから。
でも持つべき思いはそうじゃない。
お客に楽しんでもらいたいから。お客に演劇を好きになって欲しいから。
そういう気持ちの方がよっぽど大切なんだ。
公演まであと8日 時間が無い
焦りが凄い だって、お金を払って見に来てもらってるんだから。
チケット代に見合わない舞台なんて見せられない。
もっと もっと 頑張らないと。
でも、これ以上何を頑張れば良いんだろう
自分は全力を尽くしている。最大限の演技をしている
そう思ってる
思ってるつもりなのかな
それか、ただただ自分の実力が足りないのか
前者ならいいなあ
でも前者だったら もっと追い込まなきゃいけないんだ
自分から演劇を抜いたら何も残らないのに
だから自分は演劇をやらないといけない
何も残らないのが怖い
演劇が好きって気持ちも勿論ある あって欲しい
「役者」になれてない自分が憎たらしい
高校卒業してすぐ演劇の道に行くってなったら、あと1年半しか時間がない。
怖い 怖い 怖くて仕方がない。
しごかれても成長出来ない自分がいやだ
役者にならないと
足を引っ張っちゃいけない
悔しい 情けない 苛立つ
演劇を始めてから一度も思ったことのないこと
今日初めて、思ってしまった
演劇、やめたいな